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zoom RSS 負の連鎖を断ち切るためには本質を

<<   作成日時 : 2010/08/12 00:29   >>

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前回の記事にコメントをくださったみなさま
ほんとうにありがとうございます

おひとりおひとりのご意見を読みながら
また涙があふれてきて
そうだな・・・と再考する考えも生まれたり
そうだよね・・・と同感したり
しかしながら
おひとりおひとりにコメント返しをしていたら
自分がぼろぼろになるような気がします

たいへん申し訳ありませんが
今日の記事でコメントへのお返しとさせていただけませんか
よろしくおねがいいたします


幼いふたりの死はあまりにも哀れで
多くの人々の関心をあつめた今回の事件

児童虐待の実態はおぼろげにわかるという人はいても
育児放棄(ネグレクト)については
あまり知られていないのではないでしょうか

10年前に
愛知県武豊町にある
大手鉄鋼メーカーK製作所の社宅で
3歳になったばかりの村田真奈ちゃんが
20日間ちかく段ボール箱の中で
食べ物を与えられず
ミイラのようになって死んでいたのが発見された
あの事件を覚えておられますか

両親はともに21歳
10代で親になった茶髪の夫婦

母親の育ちは
12歳のとき
パチンコ狂の夫に愛想をつかした母が離婚
自分は父のところに残るが
家はやはり家事のやり手がなくゴミ屋敷
中学校ではいじめに遭い不登校
教師はいじめという認識をもっていない
成績も下がり
卒業後、就職して定時制高校へ
しかし帰宅途中レイプされるが
家族は病院に連れて行くとか
訴えるとか、本人の気持ちに添う行為はしていない
家族から愛されず、自分を大切にすることも
人を信頼して相談することもできない子どもになっていった

そこから彼女の行動は大きく狂い始める
巻き込まれた事件で
彼女は学校も仕事もやめる
1995年頃から
ヤンキーとか暴走族と呼ばれる少年たちと
夜遊びをするようになった
髪を染め手当たりしだいに男の子と関係をもった
それでも彼女の心は空虚だった
そして1996年、夫となる真奈の父親と出会う

父親の生い立ちも複雑だ
その母は飯場を転々とし
彼女が借りたサラ金のお金を
賭け事に費やす夫に愛想をつかし離婚
二人の子どもを女手ひとつで育てる
生活に追われ、子どもの心の内面を覗くことはない
一方的にコントロールするか放任するか
彼は母親は自己中心的だと言い切る
彼もまた自己主張もせずつらいことがあれば
現実逃避してやり過ごそうとする子に育った

そんな二人の出会いは必然だった
お互いに生き延びるために相手を必要としていた
ふたりは自分自身の心の中をのぞき込む習慣がない
感情を殺し
古典的な男女の役割分担をこなすのが当たり前と

子育ては現実
ゲーム漬けの父親には
人並みに育っていない子どもは目障りなだけ
子育てを女の役割と思いこんでいる母親にしてみれば
人並みでない子どもを検診に連れて行って
問題が指摘されることは自分のアイデンティティを失うこと

事件はこうして起こるべくして起きた
2000年12月10日村田真奈ちゃん3歳は
じわじわと殺された


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長々とネグレクトを世の中に知らしめた
真奈ちゃんの事件のことを書きました

おさない子どもと接している者にとって
今回の桜子ちゃんや楓ちゃんのことはつらすぎる
わたしにはもうすぐ2歳になる孫がいます
そのママ(お腹には二人目の子ども)には
この事件のことは話せない


「冷蔵庫の中が空」という記事ひとつ取ってみても
想像力を働かせればいろんなことが考えられる

ある新聞には
3歳の桜子ちゃんは冷蔵庫を開けて
食べられるものはすべて食べ尽くしたそうだ
弟の楓ちゃんにも食べさせているという
そうして冷蔵庫にはなにもなかったのだ
それだけではない
部屋中に散らかったゴミの中から食べかす
たとえば母親が食べて捨てたカップラーメンの
残り汁もなめつくしただろう
なんとそのためか食中毒で
楓ちゃんよりも先に亡くなっているとか
楓ちゃんは糞まで食べて死んでいたという

あまりにも凄惨な現場ではないか
三歳と言えば自己主張が出てきて
たしかに育てるのは大変
しかし一番愛らしい時でもある
わたし自身日々
二歳の孫に癒やされて生きている

もし母親早苗に援助者がいたならば・・・
と何度も想像した

離婚してみてはじめて
彼女は現実にぶち当たったのだろう
しかし誰も頼りにできる者がいなかったのだろう

わたしが一番恨むのは早苗の父親大介だ
一年前に早苗がSOSを出したときに
三回目の再婚の相手(教え子)と結婚したばかりだからと
早苗の頼みを拒絶している
早苗はそのときはじめて自分の孤独を知ったはずだ
しかしたぶん彼女はきちんと自分の心と向き合うこともできず
ただ今、この今という時をやり過ごすことにだけ心を砕いた

行き詰まってしまって逃げ出して
それでも彼女の心は平安でなく
あらゆる悪あがきをした
たぶん子どもの死を確認したとき
彼女はようやく自分になれたのではないか
だから警察での取り調べにあんなに淡々と述べている

ふてくされたり
ごまかそうとしたりもせず
早苗はやっと心の重荷を下ろしたのだと思う

これから彼女をほんとうにサポートできる人がいるのだろうか
それが不安である
彼女と心から信頼関係が作れる人がいるだろうか
幼い頃から長い時をかけて積み重ねてきた
マイナスの自己認識を変え
弱みを見せてもいいんだという自信を得るにはどうしたらいいのか
そう彼女の育ち直しに立ち会える人


最後にコアラさんの指摘の通り
なぜ責められるのは女性だけなのかということ
父親も育児放棄したのは事実
新しい家庭を持っているから
こちらにまで被害が及ばないようにと
沈黙を決め込んでいる
ふたりも子どもをもうけたのなら
相手がどんなに未熟だろうと
ふたりで親業をやりながら
成長していくのが夫婦なのではないだろうか

ふたりの男性に対しては許せない気持ちが残る
そしてそれは報道を通して貫かれている思想でもある
育児を女性の仕事と思いこんでいる考えが根底にあるから
ああした報道になるのだろう



コメントをくださったみなさま
今回の「ののはな」のコメント返しはこんなに長くなりました
読むのがつらく不愉快な気分にさせました
それでも最後までおつきあいくださった方々には感謝いたします
また、ころさんにはブログ紹介をしていただき感謝しています

今、わたしになにができるか考えています

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コメント(24件)

内 容 ニックネーム/日時
たった今、青森から来た、息子夫婦が、4日の滞在を終え嫁さんの実家
(嫁さんは私の姪、なので、弟のところ  笑)へ向かいました。

ちょっとバタバタとていてコメントしないうちに、アップが変わってしまいました。

この事件といい、老人の所在不明・・・
考えさせられます。
人とは・・・
親子とは・・・

色々な考えはあるとは、思いますが・・・
最低限守るがあるはず・・・
「Homo sapiens(知恵のある人)」として生きてほしいですね。
オコジョ
2010/08/12 09:56
可愛い盛りの二人の子供達が亡くなった事件 家族の絆があれば何とか為ったのでは?
最近の老人不在、親子なのにどうして連絡を絶ってしまわなくては為らなかったのだろうか。たとえ喧嘩していたとしても親子ではないか 上手く言葉に出来ませんが、ご近所との繋がり、家族関係など薄らいで来ているように思われます。
もこ婆
2010/08/12 21:01
ののはなさん、ていねいなお返事ありがとうございます。
先日ののはなさんのページへの書き込みをしてから、自分と二人を置き去りにした彼女と何が違うのだろう・・・と考えています。
仕事も忙しく、生きがいも感じながら子供の育児にもエネルギーを注ぎ、夫のことも・・・そんな時ただ一人になりたいとの思いが頭をよぎったこともしばしばでした。
私は実家の母に子供の養育を手伝ってもらうことには躊躇があって(仕事をやめなさいと言われることになりそうで)、近所の電信柱に募集をかけたり無認可保育園などにもお願いして苦労しました。
ですから後輩たちに子供を持って働くことを進めることも出来ませんでした。私は強い体力と周りの他人に助けられ幸運だったと思っています。
でも幸運な人だけが子供を持って働ける社会ってどこかおかしいですね。。

ののはなさんのページから様々なことを考えることが出来ました。
ありがとうございました。
komichi
2010/08/12 22:14
じっくりと読ませていただきました。
夫婦間のトラブルには、なかなか他人が立ち入れない水準の問題があります。
周囲が、しっかりと目を離さず見守って行くことの難しさと必要性を強く感じますね。
爺や婆が手を出し、口出しする出番でもあるように思います。
Tatehiko
2010/08/14 07:20
◇オコジョさん♪
つかの間の幸せでしたね。でも1年分を十分楽しまれましたか。青森からですか。それでも実家はいいでしょうね。とくにそちらはいいところですものね。わたしももう一度行きたい。でも母はまだまだ10年は生きているでしょうから、当分家を空けられない。ますますそうなるのでしょうね。
そうですね。親子ってテレビのホームドラマに出てくるようにみんなが親身になって温かいわけではない。むしろこうした事件の背後には家族という密室だからこそ起こったという必然があるのでしょうね。一種の依存症だとも聞きました。わたしも今回の老人問題では頭が痛いのです。もちろんうちのこともありますが、ツレの実家が普通ではない。社会に出たことがない、母と娘と息子が引きこもりをして40年。父はとっくに亡くなり、遺族年金と借家の上がり等で暮らしている。で、家に主婦がいたころはまだ良かったけれど、今は目も見えず痴呆に近い。区役所にどれだけ足を運んだかしれません。しかし介入はできないって言われました。医者には唯一あるとしたら、母親を病気だからと診断して、こちらの病院に拉致かと。介護認定までこぎ着けたのですが、ひきこもりの息子が暴れて、娘はケアマネージャも決めない。もちろん人を家に入れない。医者も拒否、ケースワーカーも玄関で追い払う。ツレに「あんたが毎日来ればいいのよ。子どもももういないのでしょう。うちにもどってらっしゃい(いつまで不良やって外をほっつきあるいているのよって感じでしょうね)」と。もう万策尽き果てた感があります。きっとそれぞれの家庭にはそれぞれの事情があるのだろうな、って我が家の場合を考えるだけでも想像が・・・。やれやれ。しかし世間は未来のある幼いものに対してより、年寄りに対して冷たいなって思う。これからは老人問題がクローズアップされるのでしょうけれど。
ののはな
2010/08/15 01:04
◇もこさん♪
子どもの時代に親に愛されなかったり、普通の食事を食べさせてもらっていなかったりした人は、同じように子どもを育てるようですね。片方だけでもまともに育っていればいいのでしょうが、女が子育てや家事をするものと思いこんでいる男性が相手では、女性は鬱になるケースが多いようです。わたしもかつてそうでした。夕方が嫌いだったのは、子どもって夕方になると訳もわからず1日の疲れがでて泣くのです。その時間帯になると悲しみや淋しさを体が覚えているのでしょうね。
もこさんの言われるとおり、昔だっていっぱいそんな家庭はあった。しかし地域に開かれていたし、近所も温かかった。うちの裏の家は貧乏人の子だくさんの典型みたいなうちでしたが、よく夫婦喧嘩をしては奥さんがいなくなりました。するとうちの母は下の子ふたりをうちにあげて食事を食べさせていました。上の子たちは自分で何とかするでしょうって言ってね。
行方不明者多いはずですよ。うちのすぐ側にだって青テントで暮らしている人たちが数人います。いい人たちで、孫はいつも挨拶しています。でもあの人たち、住所がないのです。きっと家族がいないか、もう戻れない事情があるのでしょうね。
ののはな
2010/08/15 01:16
ののはなさんこんばんは。
前記事を読んで、なんとコメントをいれたらいいのかわからないでいる間にお返事を読んで、感動をしているところです
たくさんの子供、生徒さん達と接しているからこそ、真実を直視できるののはなさん、なのですね
最近あまりにも日常的になってしまったネグレクトの問題を、社会的な問題と捉えないで個人レベルで考えて、避けて通り過ぎようとしている風潮。。
自分の子育てを振り返って見ても、早苗と紙一重の差のような気がしているのも本音です
親子関係ってとっても複雑。。魔女のように父親がいない状態で育ち、母の愛情は男兄弟3人の方にむけられ、まさに愛情の不足をいつも感じていた子供時代
そのせいなのか子供の接し方が今ひとつぎこちない子育てをしてしまったようです。放棄してしまいたくなる衝動も解るほどです
今も子育て中の魔女なんです。でもしっかり子供に育てられています(笑)
ゆっくりと育てっていけばいいと今は思って開き直れる自分があるのです
考えて見たら、幸せな子供を過ごせて貰える人はわずかな数なのかもしれません。それでも何とか育っていくのは、友人や、大人達や、近所があったからなのだと思うと、今の社会の無情さを感じぜずにいられません
一人の理解者があれば早苗が救われたのにと思うとあまりにも哀しいですね
感情が先走って、あまりにも生々しい現実がオーバーラップしておもむくままに書いてしまいました
子育てや、結婚や、生活をしていくこれからの世代に、しっかり手を差し伸べられる自分でありたいと思っています
大変な重いテーマの記事ですが、避けて通らず、ここで立ちどまって考えさせていただけたことに感謝しています

コケ魔女
2010/08/16 00:11
◇komichiさん♪..1
komichiさんもとってもがんばられたのですよね。あの時代そうした者だけが生き残れたような・・・。それなりに生きがいをお仕事に感じられ、三重保育までこなされてお子様を育てられて・・・頭が下がると同時にそれはわたし自身も近いような生き様だったようにも思います。
>そんな時ただ一人になりたいとの思いが頭をよぎったこともしばしば

そうですよね。わたしは30歳でクレーマークレーマーをやってしまいました。「女エロス」という雑誌を見ていたら無性に涙がでてきて、もし、もしわたしがひとりだったら今何をするかな〜でも何をしたいのかもわからないような毎日でした。
実の母って意外と甘えられないですよね。最近の人は上手に甘えられるからうらやましいって思っていましたが、ちっとも共働きの女性の負担は昔と変わらない。仕事で一人前を要求されるから。それに仕事の方が他人から評価されるから、生き甲斐があるのですね。
あの頃は「仕事をやめなさい」と言われたでしょうね。わたしも何度かピンチでツレの実家にSOSを出したのですが、「自分の責任で産んだのでしょう。自分で面倒見なさい」と拒否。一年に一度ご挨拶に伺うと「まだ仕事しているの?仕事している女って強いわね〜」嫌み。
>近所の電信柱に募集をかけたり無認可保育園などにも
ご苦労されましたね。あの時代の苦労がちっとも進歩していないのでびっくりです。まるで働く女性の世界だけは歴史に置いてけぼりのような時代です。
>強い体力と周りの他人に助けられ幸運
ほんと、そんな幸運がすべての人にある訳じゃない。だから少子化。
うちの孫がもう1人生まれることになったとき、彼女は真っ先にわたしに相談してきました。ほんとに1人じゃ子どもは育てられない。
ののはな
2010/08/16 22:30
◇komichiさん♪..2
 保育園を上手に利用して、彼女の生き甲斐や豊かな友人関係も持続できるようにするにはどうしたらいいか、祖母として何ができるかを考えました。
保育園と幼稚園が別枠なのはおかしいですね。また〇歳児から預かってくれる保育園が極端に少ない。これでは働く女性は子どもがなかなか生めない。それに保育園もまるで預かってやっているんだってばかりに、母親への仕事を用意している。行政が貧しいのでしょうが。保育園と幼稚園が一体化されて、いろんなケースの幼い子どもが集団で育つ教育の場になってほしい。うちの孫はこの四ヶ月でめざましい成長を遂げました。集団で暮らすことの偉大さにびっくりです。学ぶはまねぶだってことすごく実感。
 この時期に子どもと母親が密室で過ごすのはもったいないと思いますね。また保父さんの存在も大切。男の子はお兄ちゃんのような先生にあこがれますね。人としての基本的なことがすべて育つ0〜6歳までの教育に国家はもっとお金と叡智を集めるべしって思います。そうすればネグレクトや児童虐待も減るし、発見も早くなると思う。
しかしそうしたところで働く人には専門的な幼児心理学をきちんと勉強した人、子どもだけでなく、親も一緒に育てるという知識や意識のある人が望ましいですね。すぐ熱くなって・・・今日の日本列島みたい(笑)。話もあっちこっちへ飛んで・・・
ののはな
2010/08/16 22:31
ののはなさん、ちょっとだけお邪魔させて頂きます。

今回の事件は、ほんの氷山の一角のような事件なのかも知れませんね。
新聞沙汰にはならない、このようなネグレクトや虐待は隠れた所に沢山あるはずです。
そして、これは何も幼児や子どもだけに限らない負の連鎖を生んでいることも確かです。私のように高齢者に携わる仕事をしている者にも、この虐待という言葉は強烈に意識せざるを得ない言葉なんです。
負の連鎖は、幼な子だけに留まらず、高齢者の世界にもその連鎖が続いていくんです。その意味は、高齢者がかつて、若く、力を誇示していた時に、子どもたちに対して行った行為が、今度は自分へと跳ね返ってくるんです。

想像に難くないことですから、長くは書きません。
こんな負の連鎖を断ち切るには、社会全体の問題として、人としての成長を考えていかなければならないのでしょうね。

重い課題です。ののはなさん、ボロボロにならないでね^^
みつば
2010/08/18 16:39
◇Tatehikoさん♪
家族って問題をはらんでいるものですね。身近であるだけに余計愛憎がゆがむようですね。だから家庭は解放されていて、外からの空気が十分入り込むといいのでしょうね。親ではない他人でもないものが助けるのがいいでしょうね。子どもはそれを望んでいるのでしょうね。今日、虐待されていた人からの手紙って本を読んだのですが・・・学校の先生はなにも気づいてくれなかった。なにも聞いてくれなかったという声に...詰まりましたね。Tatehikoさんもお孫さんをかわいがって・・・
ののはな
2010/08/18 21:45
◇コケ魔女さん♪1
もう十数年もの間、ネグレクトやアビューズといった言葉で研修を受けてきたはずなのに。実際にはなにもできなかったという徒労感。じゃ今何かできるのかと言ったら・・・たしかに負のエネルギーを持つ子らと関わることはほんとうにしんどいことで、児童相談所の人にはない感性を持っているからと言って、それで救えるものでなし。
>最近あまりにも日常的になってしまったネグレクトの問題を、
>社会的な問題と捉えないで個人レベルで考えて、
>避けて通り過ぎようとしている風潮
そうですね。あれは特殊な例だって思っている人多いですね。
しかし、わたしだって母と接していて、時としていらっとして声を荒げてしまう。そのあとで哀しくなって、余計に自信がなくなる。
コケ魔女さんは父様がおられなかったのですか、それはつらかったですね。しかも母親って男の子が異常にかわいいらしいですね。それじゃ、コケ魔女さんはそんな母親を冷静に眺めるしかなかったのですね。どんなにか温かい言葉、抱きしめがほしかったでしょうね。
ののはな
2010/08/18 22:04
◇コケ魔女さん♪2
そう昔はもっと人間が温かかった。しかし、わたしは今住んでいるところは20年未満なのですが、これまであまり親しくしてきませんでした。子どもはもう大きかったし。しかし毎日孫の手を引いて散歩して、ご挨拶して過ごすうちにご近所の人がみんな温かい人になりました。ひょっとして今の親って自分から挨拶するってことを忘れているか、知らないのかもしれませんね。住所不定のおじさんたちが土手に住んでいるのですが、孫はここの人たちにもちゃんと挨拶します。で、みんなが声をかけてくれます。「どうしてめがねかけているの」「かわいいね。めがねなしでもかわいいのかな」などと声をかけて。孫もその人たちが飼っている子猫ちゃんになついて「ぎゅしたい」って手を差し出しています。ひょっとして人ってすごい偏見のめがねで世の中を見ているのかもしれませんね。早苗の家の近くの人にSOSを出せば良かったのかもしれませんね。
わたしははじめて子どもを産んで産休明けが近くなったとき、子どもを抱いてあちこちに行きました。だれか預かってくれないかしら・・・って。そしたら道が開けました。産休明け1ヶ月前から慣らし保育で遊びに行けるおじいちゃんおばあちゃん二人暮らしの家を見つけたのです。もし見つからなかったらどうなっていたでしょうね。
コケ魔女さんにとっても今回の事件はつらかったでしょうね。これからもいろんな形で事件は報道されるでしょうが、実際事件にならないけれど、被害に遭っている子どもはたくさんいます。みんなが社会のあり方を考えていかなければならない警鐘だと受け止めたいですね。
ののはな
2010/08/18 22:04
私がこの事件を知った時、離婚した夫は子どもの養育費を負担していないのでは?と思った。しかし、TVも新聞もこの件を報道しなかった。
ののはなさんのブログを読んで、早苗さんは父親の離婚で小学校入学以前から2人の妹のめんどうを見ていたと知り、愕然とした。日本は家事・育児に対する男性の参加責任が制度的にも心情的にも遅れている。ののはなさんに同感です。2人の男性は責められるべきだと思います。それから、一人親家庭を支える制度も不十分だと思います。
ネグレクトの被害者が加害者にならないように、負の連鎖をどう断ち切るか。私に何ができるか・・・難しい質問で、答えられません。
今回の場合、彼女が頼ったのが父親だけで、父親に拒否された後自分ひとりで育児を抱え込んでしまったのはなぜなのか、知りたい。弱みをさらけ出せるひとはいなかったのか?公的機関への相談と言う発想はなかったのか?
2人の子どもの写真を見ると、写真を撮っている母親と被写体の子ども達との幸せな関係とその後の展開に涙が止まらない。

スミタン
2010/08/22 16:15
ののはなさん、こんにちは
連日、猛暑が続いていますが、お元気ですか。
こちらは、ここ2,3日、36〜37度の気温で
少々、夏の疲れが・・・・(-"-)

前記事から拝見させていただきましたが、内容が重過ぎて、どのようにコメントしてよいものかと・・・
児童(幼児)虐待、育児放棄、所在不明の老人等の問題
こういう事は、昔では、殆ど耳にする事はなかったように思います。
これも時代の流れで、核家族になり、人と人の繋がりが薄れ、こういう問題が、頻繁に起きるようになったのでしょうかね?
昔のように、家族や近所の人たちとの繋がり(挨拶を交わしたり)を密にすると、こういう事件(問題)は、少しは減るのでは?ないかと・・・。

まだまだ暑さは続くようですので、ご自愛くださいませ。
kirari
2010/08/22 16:57
◇みつばさん♪
コメントありがとうございます!
氷山の一角ですね。ほんの一滴のような・・・新聞に報道されるときの数字も明らかにされた事件だけで、児童相談所が関わっているケースはもっと多いはず。ですから、わたしが学校で出会ってきたような生徒たちはもちろんこんな数字の中には入らない。
そうですね。高齢者への虐待もあると思います。わたしも胸を張ってものが言える立場ではありません。自分の親に対してももっと優しく慈しんであげたいと願っているのに、時として裏腹な行動になります。そして自己嫌悪。あるいは自覚せずに生きるために老人虐待をしている人もいるでしょう。家族という密室ではなにが起こってもおかしくない。今「犬として育てられた少年」というアメリカのブル^−ス・D.ペリーという人の本を読んでいます。
幼い子ほど脳が傷つけられたり、正しく育たなかったりとその因果関係が最近の脳科学の結果でわかってきているようです。
わたし自身もすごいトラウマを抱えて生きてきました。それを母に言ったことでもっと傷つきました。だからどんどん心の奥深くため込んで、体と心をむしばんでいった。それが老いた母にどう出るのかわからなくて、わたし自身時として怖いのです。今は家族が緩衝材になっているからいいのですが、そうでなかったら。みつばさんはそんな現場におられるのですね。
そうですね。最近は自分が何もできなかった過去の生徒のことばかり考えて落ち込んでいましたが、今、すこし自分にできること行動してみようかと思っています。
ののはな
2010/08/22 22:10
コメント
スミタン
2010/08/23 15:26
◇スミタンさん♪
コメントありがとう!
そしてご丁寧に思い出してくださって
リンクをつけてくださってありがとう!
>離婚した夫は子どもの養育費を負担していないのでは?
>TVも新聞もこの件を報道しなかった。
そうなんですよね。マスコミって、離婚したあとの事件だから子どもの父親は関係ないってスタンスですよね。それって警察と同じ発想。いや警察から情報もらっているだけなのでしょうね。彼女が昔の同級生との関係が夫婦を引き裂いたようで、子どもたちの父親は離婚のときもたぶん慰謝料も払ってないと思いますよ。もちろん親権に関しても無知な早苗はなにもしていないと思います。すごくかわいそうです。わたしは鬼のような母親早苗ですが、彼女の幼い日のネグレクトが彼女の脳を育てなかったという視点に立って考えると。
最近の脳科学によると、1歳児までの親のスキンシップ、声かけ、あやしがとても重要な意味をもつのです。
早苗の弁護士はこうしたネグレクトの少女早苗という視点をもって、彼女と接してもらいたい。またそうした心理療法士が今後彼女に関わってもらいたい。刑の重さは関係ないのです。彼女がまずまともに人間になること。そして再犯を犯さないよう、そう負の連鎖を産まないために、まもとな人になってもらいたい。

ののはな
2010/08/23 19:18
◇スミタンさん♪...2

彼女が甘えたいのはほんとうは父親なんですよ。恋人選びもすべて父親像によるのですから。彼女がいい伴侶に会えないのも、父親がきちんと早苗を愛していないからなのです。その父親にまたしても裏切られたのですから、彼女はまた一歩人間不信。ましてや東京でお世話になった人たちの前では「いいこぶりっこ」しなければならなかったはずですから、甘えられるわけがない。彼女の心は下村大介に裏切られたとき、すでに死んだと思う。なぜなら大介は3番目の年下の教え子と結婚したから断ったのだから。早苗にとっては最高の裏切り。彼女に道徳を教える立場の人間がこれですからね。わたしはものすごく怒っています。同じ教育者としても。
昔のように、ご近所は温かければですね。人にお節介するのもときにはいいこともあるのですね。
ののはな
2010/08/23 19:19
◇kirariさん♪
もういい加減にしてくれない?って空に向かって言いたくなるわね。植物たちも疲弊していますね。人の心も・・・
わたしは中学生と長い間つきあってきた者として感じているのは、学校で問題を起こす子を大人たちは問題として排除しようとしますね。でもそうではなく、子どもはそんな風に問題を抱えた子として育てられたのです。だからそんな子どもたちに自分たち自身の問題を見せられているって受け取るのが正確なのではないかと思っていました。それがこのごろはっきりとした形で事件になってきて、わたしの考えは哀しいかな確信に近いです。
赤ちゃんとスキンシップすること、たくさん言葉かけをすること、そうしたコミュニケーションが不足しているとどうやら人の心も育たないようです。
ではお互いに暑さにもめげず・・・愛をそそぎましょうね。
ののはな
2010/08/24 00:56
おはようございます。
ほんとうに幼児虐待事件が絶えませんね!
実は私の町にも幼児虐待で裁判沙汰になっている事件があります。
お隣の町内の37歳の母親が3人の幼子(女児)に点滴に水を混ぜ、死なせてしまった事件なんです。
妊娠しては次から次へと死亡させる「代理ミュンヒハウゼン症候群」という病気です。
わざと病人に仕立て、周りの同情を買うといった特異な虐待。
一昨年、五女(三歳)が入院してる時、京大病院で点滴に異物を混ぜている所を見つかり、この事件が発覚。
幸い五女は助かって元気になったとか。
私が思うには、舅、姑、夫もおりながら、なぜ分からなかったのか?と言うことです。
この母親の長女は中学3年生。事件発覚の際泣き崩れ学校にも行けなくなったとか。
虐待でも色々なケースがありますね。
ハーモニー
2010/08/25 10:50
◇ハーモニーさん♪
「代理ミュンヒハウゼン症候群」聞いたことがあります。
ハーモニーさんの町でですか?!
そうした女性の心理もっと知りたいですね。そうした病理って意外とあるのかもしれないって思います。その犠牲になる子どももかわいそうですね。
確信犯だけにこうした虐待はむずかしいでしょうね。
で、ひょっとしたら多くの母親がこれに近いのかもって思ったりします。
親子って何なのかなって、こうした密室でなにかが起こるたびに思います。
ののはな
2010/08/26 21:20
戦中戦後の大変な時に育ちました、
父は出征、統制で商売も出来ない、舅小姑、4人の子供を抱えて母は大変だったと思います、
親戚もあったし、多少の家作もあったから何とか食べられたかも。
今のような素敵な服も着ず食べ物に追われて・・・
でも、足の冷たい時自分の体で温めてくれた母、神仏が見てるのだよ。
と言ってくれた母。私は恵まれていたのでしょうね。
事件を聞いてるとどうしようもない現実がありますね。
セックスフリーなんて考えられません。
このごろのお年寄りにしたって、個人情報なんて云わず、国政調査をして住人を把握したらいいと思います。
以前はお巡りさんが来てましたね。
この頃一切なしです
ハッピー
2010/08/30 07:36
◇ハッピーさん♪
お母様ご苦労されたのですね。あの頃のことは母の話でしか知らない戦後生まれです。優しいお母様に育てられたハッピーさんは幸せですね。豊かさって何だろうって思いますね。子どもの幼い頃の育ち方ってその後の人生にすごく大きな関わりを持つものなんだってこと、世の中の人はもっと知るべきですね。
老人問題、わたしもあまり声を大にして言えない痛みをもっています。役所に頼みに行ってもだめですね。家庭に介入できないって言われます。老人のひとり暮らしあるいは老人二人暮らしが大変なのは当たり前で、国家がなんとかすべきなのは当たり前ですよね。そしてこれからは老人を抱えた中年の息子や娘同居世帯もピンチだという認識がほしい。わたしの教え子が先日亡くなりました。母親の介護のために仕事も失い、健康も害し、母親よりも先に亡くなっていました。数日後発見されて、母親は親族に引き取られていきましたが、なくなられたそうです。生活がほんとうに苦しかったそうです。役所に行っても息子は若いのだから働けばいいではないか、と生活保護は拒否される。しかし老人を抱えているとよほど有能な人でないと、仕事と介護の両立はむずかしい。
長くなってごめんなさい。ついつい熱くなる・・・
ののはな
2010/08/30 22:58

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